残念!『FREETEL』が『楽天』に買収される!
格安SIMのベンチャーとしていち早く動き出して、色々な挑戦をし続けてきた『FREETEL』が楽天に買収されてしまうようですね。
ベンチャー企業のイグジット(ゴール)として、M&Aしたならそういうのもアリで考えていたのかな?
と思うのですが、今回は赤字のFREETELを『楽天』が買うという事で、ポジティブな買収ではない気がして、ちょっぴり悲しいですよね。
(※2017/09/27に書いたブログです。)
FREETELは2つで頑張ってた!
①格安SIMの販売
②自社の端末を販売
FREETELはこの2つで頑張ってきたんですよね。
通信事業者として、多くの格安SIM業者が『①格安SIMの販売』のみに力を入れる中、FREETELは『②自社の端末を販売』にも力をいれていたんですね。
この「②自社の端末を販売」がマニアックな商品を投入してきて話題になりました。
FREETELが出したマニア端末
『FREETEL MUSASHI』
OSがAndroidで、画面を閉じればAndroid。
画面をパカっと開ければ、ガラケー風Android
というニッチな商品を出していました。
懐かしい!
その他にも・・・
『simple(シンプル)』
SIMフリーのガラケーです。
メールと電話のみというニッチすぎる商品ですが、バッテリーのもちがいいということでビジネスマン向けに電話専用機として売り出した携帯電話です。
即完売という人気の商品でした。
『priori2』
1万円以下(税別)という圧倒的な価格破壊のAndroid端末で格安SIMに挑戦しやすい料金の端末でした。
ものすごく残念。
FREETELのベンチャーっぷりは好きだったので物凄く残念です。
楽天は通信事業のみを買収するようなので、今後の端末の方針が気になりますね。
FREETELユーザーは?
今FREETELを使っているユーザーはどうなるのでしょうか?
FREETELの料金と楽天の料金を比較すると、
楽天の方が金額設定が若干高いように感じます。
(※通信速度などは考えず金額のみで見た場合です)
今後どうなっていくのか、発表を見守りたいですね。
おわり・感想
ベンチャー企業が好きな私としては超残念なニュースでした。
しかし、ユーザー目線で格安SIMの危険性というのもこのニュースでわかったような気がします。
中には法人契約で会社の携帯を格安SIMに変えてしまった人もいることでしょう。
大手が安全とは言い切れない時代ですが、こういう危険性を考えておかないと危ないですね。